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企業の真の目的とは…名著「ザ・ゴール」を読んでみました。純粋に小説としても面白いです!

最近こんな本を読みました。

その名も「ザ・ゴール」です。

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

 

17年間日本語への翻訳を禁止された伝説の名著らしいです。かなり有名な本らしいのですが、最近まで全然知りませんでした。

 

 

あらすじはこんな感じです。

主人公アレックスはある機械メーカーの工場長。長引く採算悪化を理由に、突然、本社から工場閉鎖を告げられる。残され た時間は、わずか3ヶ月。それまでに収益体質を改善しなければ、工場は閉鎖され、600人の従業員は職を失ってしまうことになる。半ば諦めかけていた彼 だったが、学生時代の恩師ジョナに偶然再会したことをきっかけに、工場再建へ向けて意欲を燃やし始める。
 ジョナはこれまでの生産現場での常識を覆す考え方で、アレックスの工場が抱える諸問題を次々に科学的に解明していく。そのヒントをもとに、アレックスは 工場の仲間たちとたゆまぬ努力を続け、超多忙な日々を過ごす。だが、あまりにも家庭を犠牲にしたため、妻ジュリーは姿を消してしまう。仕事ばかりか、別 居、離婚という家庭崩壊の危機に直面したアレックスは・・・・・・。  

 

この本の良い点として、よくあるビジネス本のような堅苦しい感じではなく、小説風になっているので純粋にストーリーを楽しみながら読むことが出来ます。

そして物事の改善プロセスも学ぶことができます。

その改善プロセスというのがTOC理論(日本語で「制約条件の理論」)と呼ばれるものだそうです。

制約条件の理論 - Wikipedia

 

この言葉もこの本を読んで初めて知ったのですが、生産管理者などその道の人にとっては結構一般的な理論らしいですね。

 

この本は工場を舞台にした本なのですが、私自身工場で仕事をしているので、かなり親近感が湧くと言いますか、「あ〜分かる分かる!そういうことあるよね〜」みたいな感じで面白く読めました。その上勉強にもなるというかなりいい本でした。名著と呼ばれるだけのことはありますね。

 

もし私と同じように工場で働いている人なら是非手にとって読んでみることをおすすめしますし、工場や生産管理などに縁がない人でも物事の改善プロセスについてやマネジメントなど勉強になることが多いと思います。本が好きなら純粋に小説としても楽しめるので買って損はないと本だと思いました。それでは!

 

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か