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【書評】”紀州のドンファン 美女4000人に30億円を貢いだ男”を読んでみての感想

紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)

この本、前々から読もう読もうと思っていたのですが、やっと読みました。

もともと自伝的な本は好きで、ちょくちょく読むのですが、この本はタイトルからして他の人の自伝とは少し異色な感じがして興味がありました。

 

いざ読んでみたら、思った通りめっちゃ面白かったです。

文量的にも280Pほどでそこまで厚くなく、気後れすることもないと思います。

文章自体も平易な文で読みやすく、物語としても普通の人とは違うのですごく面白です。面白すぎて一気読みしました。

 

成功者になるには大きな人生の目的や野望があり、それに向けて情熱を捧げることが出来る人でないと厳しいのでしょう。

人により目的は様々でしょうが、この著者は普通の成功者が金銭欲や名誉を求めるのとは違い、一貫して女を抱くという目的のためにすべて捧げているところに寧ろ好感が持てます。

 

そして成功者になるには並大抵の努力では無理です。

著者も裸一貫から1代で富を築きましたが、本の中で語られているように、その道程も人一倍の努力、様々な苦労があったからこそ成功したのでしょう。

そして愛人にお金を盗まれ、一時期世を騒がせたニュースの際の真相・心境等も語ってます。(マスコミが如何に下世話かわかります。)

 

自伝的な本の魅力として、その人の人生観や仕事観・哲学・経験、自分の知らない業界の裏話や社会の情報などがその1冊から得られることが挙げられます。

この本はそういった自伝書の面白さをすべて含んでいて、下手なビジネス書を読むよりもよっぽど勉強になるのではないでしょうか。

かなりおすすめな一冊です。

 

紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)

紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)