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交通事故の結果 弁護士をつけた場合の慰謝料増加について、弁護士を介すだで慰謝料が約3倍に!

交通事故と保険の基礎知識

3年ほど前に自動車事故に遭ったのですが、その後の經緯について書きたいと思います。事故の概要は下の記事をご覧ください。

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自動車対自動車の事故で、相手側が信号無視してきて横っ面からぶつかられたパターンです。過失割合は10:0で相手に全面的に過失があるということでまとまりました。

 

この時は私は任意保険の特約に弁護士特約というものをつけていました。これが大変便利かつ強力で、マジで付けておいて良かったと思いましたね。

 

通常の交通事故の場合、どちらにもある程度過失があるかと思います。その場合はお互いの保険会社同士が話し合いをして折り合いを付けてくれるのですが、今回のような相手側に全て過失があるような場合、私側の保険会社は交渉に参加することが出来ないのです。(相手側はもちろん保険会社が担当します)

 

保険会社同士の話し合いはお互いに過失がある時に限りできるそうで、過失が全くない場合、その時の交渉は保険会社ではなく、弁護士の担当になるのだそうです。今回の事故で初めて知りました。

 

そういったときの為にあるのが、今回私が付けていた「弁護士特約」です。

過失がない場合は自分が相手側の保険会社とやり取りを行うのですが、その交渉の肩代わりを弁護士に依頼し、その費用を負担してくれます。しかもこの特約を使用しても等級が下がることはありません。

 

自分の保険会社に特約を使いたい旨の連絡をしましたが、保険会社も特約を使われると等級も下がらないので収益が増えるわけでもなく、ただ弁護士費用を負担するだけなので少し渋られました。この点は保険会社に少しイラつきましたが、もちろん契約しているのでこちらに権利はあります。使いたいと少し強く言ったら許可がもらえました。

 

そこからは住んでいる近くの弁護士の手配をしてくれ、その弁護士と一度打ち合わせを行って交渉の委任のサインをすれば、後は全て弁護士がやってくれます。私は弁護士から交渉後の提示額の報告を受け、それに同意するかしないかを了承するだけという感じです。

 

慰謝料の相場は自賠責基準、任意保険基準、弁護士基準の3種類があります。

自賠責基準が最も低く、任意保険基準は自賠責基準のおよそ2倍程度。弁護士基準は自賠責基準の3倍程度と言われています。

参考:弁護士基準だと交通事故の慰謝料はどのくらい増額するの? | 交通事故弁護士相談広場

 

弁護士を介す前、もともとの慰謝料提示額は30万程でした。

しかし弁護士を介したことにによる慰謝料は85万程になりました。3倍弱の増加となりました。

相手保険会社は最初、自賠責基準の提示額を出してきたということです。どれだけ出し渋っていたかが分かります。弁護士を通したら弁護士基準通り3倍程度の提示額となりましたが、出せるなら最初から出せよ!って感じですよね。

 

まぁ、結局何が言いたいかというと、自動車保険には弁護士特約を付けた方がいいですよってことです。弁護士特約自体は年間1000円〜2000円程度で付けることが出来るので、たったそれだけの金額をつけるだけでもしものときの安心と負担軽減、金銭的リターンの3つが得られます。絶対付けた方がいいですよね。

 

自動車保険会社でオススメは、私も契約しているソニー損保が値段も安く、対応もしっかりしているのでオススメです。

 

もしお金に余裕があり、もっと保証がしっかりしているところが良い人は三井のGK クルマの保険(家庭用自動車総合保険)|三井住友海上がおすすめです。

 

三井さんの何がいいかというと、弁護士特約の範囲が自動車事故だけでなく、日常のトラブル時にも適応される点です。

弁護士費用特約

日常生活で事故にあい、ケガをしたりモノが壊れるなどの被害を受けた場合に、相手の方との交渉を弁護士に依頼する費用などを補償します。
日常生活の事故には、自動車に乗っていて衝突された事故や、歩行中に自転車にはねられた事故も含みます。

その他|GK クルマの保険(家庭用自動車総合保険)|三井住友海上

これなら日常生活のトラブルにも対応出来て更に安心だと思います。

 

気になる方はご自身の自動車保険会社でも弁護士特約があるか確認してみると良いと思います。大抵の保険会社は用意してあると思うので、検討してみてはどうでしょうか。

それでは!

 

 

P.S

自分の無実証明の為にドライブレコーダーは絶対付けて置きましょう。事故の時付けていなかった私の戒めです。

 

出来れば車の前後に付けるとなお良いです。